授業参観、学級懇談会後の校長あいさつ
本日の授業参観、学級懇談会後の校長あいさつ文を掲載させていただきます。(都合により参加されなかった保護者の皆様にも知っておいていただきたい内容もあるためです。)
本日の授業参観、学級懇談会後の校長あいさつ文を掲載させていただきます。(都合により参加されなかった保護者の皆様にも知っておいていただきたい内容もあるためです。)
本日の新聞記事によりますと、小中学生の自転車での死傷事故は、1年間のうち6月が最も多いそうです。「4月から通学で自転車を使い始め、慣れた時期に自転車運転がおろそかになっている可能性がある」という警察庁の担当者の話が掲載されていました。
4月1日施行の改正道路交通法により、全年齢でヘルメット着用が努力義務となっています。法改正をしなければならないほど、自転車事故が危惧されている現れだと思います。自転車乗車の際、交通ルールを守ることが、自分や他の人の命を守ることにつながると思います。学校でも交通事故防止の指導を継続的に行っていますが、各ご家庭でも同様に自転車事故防止の話題をことあるごとにお話ししていだけると幸いです。
【参考】
自転車死亡事故の半数は頭に致命傷…96%ヘルメットなし
学校には、環境整備をしてくださる職員がいます。植木の選定など、専門業者にお願いすると、費用がかかってしまうのですが、環境整備をしてくださる職員のおかげで、新たな費用を必要とすることなく、樹木の選定など、美しい上里北中学校を維持してくださっています。
正門前の樹木も選定していただきました。4月28日の授業参観の日、校地の樹木にも「参観」していただけたら幸いです。
昨日は、学校の周りに残念ながらごみが落ちていたことを記しました。
では、校舎の内外にごみは落ちているでしょうか?
月曜日、火曜日、水曜日と複数回歩きながら確認して歩いたのですが、ごみ一つ落ちていませんでした。自慢です。なぜ落ちていないかというと、生徒が一生懸命学校を掃除しているので、ごみを落とすという考えが少しも無いからだと思います。
でも、残念ながら「ボール」はいくつかありました。低い校舎の屋上に複数ありました。4月28日(金)の授業参観でも確認できると思います。
なぜボールがあるかというと、部活動などでどうしてもボールが高く上がり、低い校舎の屋上に乗ってしまうからです。「美しい学校」を維持するためにも、何とか取りたいと思うのですが、かなり危険な場所のため、すぐに対応できないのが実情です。でも、あきらめません。何とかします。
昨日(4月24日)に続き、本日は不審者対応も含め、上里北中学校の周りを歩きながら不審者が居ないか、不審物やごみなどが落ちていないかなどを確認しました。
不審者や不審物はもちろん確認されなかったのですが、学校外、東側と南側には、残念ながらいくつかのごみが落ちていました。「ごみが落ちている場所には、再度ごみが落とされる」と言われます。見つけたごみを回収しながら、周辺も含め、子供たちがより自慢できる学校となるよう取り組むことを心に誓いました。
上里北中学校の「登校、授業、行事等、下校」の中で、一番静かな時間があります。
さて、それはどのような時間だと思われますか?
「やはり授業中?」と思いますね。でもそれは違います。授業中は、教師の声、生徒の声、挙手の時の声、返事の声・・・などの「音」がします。
一番静かな時間はというと、それは【掃除の時間】です。本当かどうか、生徒に聞いてみていただいても結構です。本当に静かです。
では、なぜ静かなのかというと、生徒一人一人が集中して掃除をしているからです。遊んでいる生徒はもちろんいません。自分の担当の掃除場所が終わった時は、「気づき清掃」が始まります。自分自身で考え、「この場所をさらに磨こう」「この場所の汚れをよりきれいにしよう」など、教師に言われなくても、自分自身で考えて、行動しています。そのため、教師の指示の声もしません。生徒の質問の声もしません。あえて言えば、床を拭く音、ほうきで掃く音が聞こえてくるくらいです。
【基本的な考え方】
〇居心地の良い学校にするために「自分たちの学校は自分たちできれいにしよう」と、主体的に清掃に取り組む心を育てる。
〇清掃は自らを高め、心を磨くものであるととらえる。
〇清掃の時間は、自分との対話の時間とし、自分自身を振り返る時間にもつなげる。
これらを全校で共通理解・共通実践しています。
新2年生、新3年生を迎えての始業式、新1年生を迎えての入学式を終えて、令和5年度がスタートしました。
始業式では以下の話をしました。(入学式でも同じ3つの話をしました。)
午前9時に新3年生が準備登校して、入学式や新学期の準備をしてくださいました。
体育館ではシートを敷き、紅白幕を手際よく張り、校舎の玄関や下駄箱、廊下や教室の掃除を、ものすごく丁寧にしてくれました。先生に言われなくても、自分で考えて、どのようにしたらより良いか、どのように掃除をすれば、よりきれいな学校になるか、その気持ちが取り組む姿勢から伝わってきました。
一人ひとりの生徒の姿に感動し、感謝の気持ちでいっぱいになりました。
上里町役場への出張から学校へ戻った時間に合わせ、生徒会本部、部活動生徒の皆さんや教職員が「新任・転入職員出迎え」のセレモニーをしてくださいました。
吹奏楽部の皆さんによる素晴らしい演奏の中、部活に参加していた生徒の皆さんや教職員に、笑顔で温かく新任の職員を迎え入れてくださいました。
生徒会長の心温まるメッセージもいただき、生徒や教職員が一体となって歓迎のセレモニーをしてくださったことに、とても新任教職員全員が感動しました。