日誌

2024年5月10日 11時15分 [6年担任1]

【6-1】道徳の授業(手品師)

今日は道徳で「手品師」の教材を学習しました!

-----------【あらすじ】---------------

あるところに腕はいいが売れてない手品師がいました。売れていないので、その日の生活もいっぱいいっぱいです。いつか大劇場で手品を披露して売れっ子になりたい。手品師はいつも夢見ていました。

そんな手品師が街中で出会った男の子。その男の子はお父さんがなくなり、お母さんは働きに出ていて、いつも一人で過ごしているそうです。

手品師は、その男の子を少しでも元気づけたくて、数々の手品を見せました。男の子は大喜び。男の子は言います。

「明日も来てくれる?」

「絶対くるよ!」

手品師は答えました。

夜になり、手品師のもとに友人から1本の電話がかかってきます。なんと、今すぐに家を出て現地に向かえば、大劇場で手品を披露できるというのです。日程をずらすことはできません。

手品師は迷います。

「男の子との約束を守るべき」か。

はたまた「自分の夢をかなえるべき」か。・・・

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「道徳」という授業の性質上、男の子の方を選べばいいのかと思う人も多いかもしれません。ですが、自分の夢にひたむきに生きることを、誰も非難することはできないとも思います。

子どもたちも大いに迷い、意見をぶつけ合っていました。

個人的には「私だったら大劇場を選ぶ。自分が幸せになれないのなら、人を幸せにすることはできない。」という大人びた意見に驚かされました。

この記事を読まれた皆さんはどちらを選ぶでしょうか?

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