日誌

2024年10月7日 12時13分 [4年担任2]

【4年生】ごんぎつね 最後の一文

 ごんぎつねの最後に

「青いけむりが、まだつつ口から細く出ていました。」

という一文があります。子ども達に「この文章から兵十のどのような思いが読み取れるか。」を聞きました。すると「後悔の気持ち」が読み取れるとのこと。では、なんでこの文から「後悔の気持ち」が読み取れるのかを考えました。

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 子ども達は、「青」や「まだ」「細く」という表現に注目して考えていました。「青」は悲しい雰囲気があることから兵十の後悔の気持ちが現れていると考えた子がいました。とっても素晴らしい目の付け所だと思います。

 実は、教科書には「青」だけど、悲しいイメージではなく「気持ちのいい」「うれしい」といったことが表現されている文があります。それを子ども達に紹介すると「表の青イメージと裏の青イメージがある。」ということを言っていた子がいました。とっても面白い表現に大変感心させられました。