【4年生】道徳 正しいと思ったことを
道徳の学習で「遠足の朝」という教材で学習しました。
〜あらすじ〜
遠足の前日グループ決めをしていると、いつもの仲良しグループからはじきだされて一人ぼっちになっている「なおみさん」がいました。「わたし」はその友達に声をかけようか迷います。自分のグループの友達がいやがるかも・・・もともと仲が良かった人たちからにらまれるかも・・・でも声をかけて自分のグループに誘いました。翌日「なおみさん」が元気に学校に来てくれて一安心☆
このお話を通して子どもたちに学んでほしいのは、「正しいと思ったことを自信を持って行うこと」という価値です。
道徳の学習では、授業の最後に今日の授業を通してどのようなことを学んだのか「振り返り」を書かせます。この振り返りには子どもたちの学びがめいっぱい詰まっています。以下にその内容を紹介します。
「自分が正しいと思ったことは勇気をだすことが分かった。」
「正しいと思ったことはするのが大切だと思いました。勇気をだすのは、少しこわいときもあるけれど、人のために勇気を出すことが大切なんだと思った。」
「正しいと思ったことはちゃんとやればいいと思いました。」
この振り返りは書いただけでは正直あまり意味がありません。ここに書いたことを実生活の中で活かすとができるようになるまでが道徳です。
ちょうどいいことに来週の木曜日は社会科見学です。今回の学びをアウトプットする場になればいいなと思います。
写真のこのノートは、道徳の学習でマイノートをしていた子のものです。友達の意見をたくさん書き込んでいました。自分と異なる価値を持っている子の考えにふれることができるのも道徳という教科の特徴です。そのようにして子どもたちの「見方」「考え方」は深まっていくのだと思います。