日誌

2023年5月9日 08時42分 [Web管理]

第1学年 アドベンチャー学習

 晴天の下、1年生は「アドベンチャー学習」のため、神川げんきプラザへ午前8時に学校を出発しました。ありがたいのは、指示されることなく、それぞれの職員が対応してくれたことです。
 ある職員は大型バスの誘導、ある職員は校門付近で生徒の誘導、ある職員は職員室で電話対応、ある職員は登校した生徒対応・・・と、分担して対応していました。
 学校行事のある日は普段と違い、怪我や事故がぜったいに起こることのないよう、特に注意が必要です。通常と違って大型バスが通ったり、集合時刻が決まっていたり、保護者からの連絡が普段より多くあったりします。安心・安全に学校教育活動が行われるよう、それぞれの職員が組織的に取り組むことが重要です。今日は特に、「チーム北中」としてその一端を確認することができました。
アドベンチャー学習1 アドベンチャー学習2 アドベンチャー学習3

2023年5月8日 16時00分 [Web管理]

「林間学校」実施に寄せて

 5月25日(木)~26日(金)に第2学年は林間学校があります。
 その林間学校の「しおり」に掲載する「校長からの言葉」の作成について、林間学校実行委員が事前に校長室に来て、丁寧な言葉で依頼をしてくれました。そして本日の放課後、再び校長室に来て、しおりに掲載する「校長からの言葉」を受け取りに来てくれました。緊張した面持ちで、練習したであろう丁寧な言葉で話す一つ一つに、生徒の思いが伝わり、涙が出る思いでした。
 生徒はこの3年間、感染症対策のため、あらゆる場面で制限が必要となり、通常の活動ができず、我慢を強いられることが多くありました。本日5月8日をもって、5類移行を受け、通常の教育活動ができることとなりました。生徒には、おもいっきり林間学校を楽しんで、輝く笑顔で活動して欲しいと願っています。以下、実行委員に渡した「校長からの言葉」を掲載いたします。

「林間学校」実施に寄せて
            校長 小久保 幹則
 林間学校を実施することが可能となり、いよいよ皆さんの番が来ました。皆さんが小学校の時は、林間学校や修学旅行の実施が危ぶまれたり、計画を変更して日帰りとなったりしました。皆さんにはこの3年間、あらゆる場面で感染症対策のためとして、制限しなければならないことが数多くあり、我慢を強いられてきたことと思います。
 5月8日以降は、多くの制限がなくなりました。
 ぜひ「皆さんの林間学校」を思いっきり楽しんできてほしいと願っています。
 今回の林間学校の目的地は、長野県八ヶ岳中信高原国定公園方面です。事前に先生方が現地を訪れて、危険な箇所の確認などの安全面、トイレなどの環境衛生面、ハイキングやキャンプファイヤーの場所など、しっかりと現地調査をしてあります。笑顔で出発して、より輝く笑顔で無事に帰ってきてほしいからです。
 上里北中学校の校歌にある
 「山 晴れやかに 天を指し 川 清らかに 海めざす
  この大地 湧く力 湧く勇気
  花 かおるとき 命燃え 風かおるとき 未来呼ぶ
  光あれ 開きゆく 道はるか」を歌いながら、
 林間学校の3つの目的
 「自然を慈しむ心を育てる」
 「学年・学級の和を図る」
 「ルール、マナーを学ぶ」が実現できるよう、活動を通して互いに声かけ合ったり、協力し合ったりしてほしいと思います。
 「皆さんの林間学校」の大成功を祈っています。

2023年4月28日 15時41分 [Web管理]

授業参観、学級懇談会後の校長あいさつ

 本日の授業参観、学級懇談会後の校長あいさつ文を掲載させていただきます。(都合により参加されなかった保護者の皆様にも知っておいていただきたい内容もあるためです。)

 本日はご多用のところ、上里北中学校の授業参観・学級懇談会にご出席くださり心より感謝申し上げます。
 PTA定期総会・教育後援会通常総会を書面開催とさせていただきましたので、この時間をお借りして、短時間ではありますが、校長あいさつとさせていただきます。
保護者の皆様には日頃より、上里北中学校の教育活動に対しまして、ご支援ご協力をいただき、厚く御礼申し上げます。
 上里北中学校は、これまでに6223名の卒業生を送り出し、本年度は1年生100人、2年生110人、3年生99人、全校生徒309人でスタートしました。
 保護者の皆様をはじめ、地域の皆様方に支えていただき、本年度の目指す学校像を「豊かに学び、生徒を繋ぎ、自己肯定感をはぐくむ、笑顔のあふれる学校」として掲げ、学校教育目標 「かしこく やさしく たくましく」の具現化を図って参ります。
今後とも、誇り高き伝統と良き校風を継承しながら、上里北中学校の歴史に新たな1ページを刻むために、教職員一同全力で取り組んでまいります。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

 なお、部活動について生徒の皆さんはもちろんのこと、保護者の皆様にも知っておいていただきたいことがございます。
 「上里町立中学校部活動方針」が昨年10月に改訂されました。その中で特に理解していただきたいのは「休養日」についてです。
 土曜日・日曜日は少なくても1日以上休養日とする。
 一日の活動時間は、長くても平日は2時間程度、休業日は3時間程度とする。
 3連休、4連休になる場合は必ず1日以上の休養日を設ける。
 なお、週末に大会等への参加等で活動した場合は、休養日を他の日に振り替える。というものです。
 理由は、大会やコンクール等に向けた過度な練習による生徒の肉体的、精神的負担による健康や学業への影響を防ぐためです。
 そのようなことから、この部活動の方針が改訂されています。この部活動の方針は、国のガイドラインに沿って、全国の中学校が共通理解して部活動を行っています。そのため、この方針が守られないまま、大会やコンクールで優秀な成績を収めても、失格となってしまいます。
 生徒の皆さん、保護者の皆様にぜひ知っておいていただきたいのは、先生は「教師」ですので、部活動に関することで、自主的に教えて欲しい、と相談されれば教えたくなるものです。しかし、この部活動方針にのっとって部活動が行われ、各種大会が開催されます。
 「部活動の活動時間以外に、がんばって休み時間にも部活のを練習した。」となると、「各種大会やコンクールで優勝。となったとしても『失格』となってしまいます。このことをよく理解しておいてください。

 マスクの着用について。現在、学校においてマスクの着用は求められておりません。マスクを外したい生徒が安心して外すことができるよう、教職員が率先してマスクを外す工夫をしていますので、ご承知おき願います。

 最後に保護者の皆様にお願いがあります。
 本日も保護者駐車場のご協力を上里北中学校西側にある大型商業施設にご協力いただいております。お帰りの際に、もし可能でありましたら、ご家庭で必要なものをぜひ大型商業施設でご購入していただけるととてもありがたいです。

2023年4月28日 08時49分 [Web管理]

自転車事故防止

 本日の新聞記事によりますと、小中学生の自転車での死傷事故は、1年間のうち6月が最も多いそうです。「4月から通学で自転車を使い始め、慣れた時期に自転車運転がおろそかになっている可能性がある」という警察庁の担当者の話が掲載されていました。
 4月1日施行の改正道路交通法により、全年齢でヘルメット着用が努力義務となっています。法改正をしなければならないほど、自転車事故が危惧されている現れだと思います。自転車乗車の際、交通ルールを守ることが、自分や他の人の命を守ることにつながると思います。学校でも交通事故防止の指導を継続的に行っていますが、各ご家庭でも同様に自転車事故防止の話題をことあるごとにお話ししていだけると幸いです。
【参考】
自転車死亡事故の半数は頭に致命傷…96%ヘルメットなし

2023年4月26日 16時44分 [Web管理]

環境整備

環境整備1 環境整備2 環境整備3
 学校には、環境整備をしてくださる職員がいます。植木の選定など、専門業者にお願いすると、費用がかかってしまうのですが、環境整備をしてくださる職員のおかげで、新たな費用を必要とすることなく、樹木の選定など、美しい上里北中学校を維持してくださっています。
 正門前の樹木も選定していただきました。4月28日の授業参観の日、校地の樹木にも「参観」していただけたら幸いです。

2023年4月26日 11時22分 [Web管理]

屋上のボール

 昨日は、学校の周りに残念ながらごみが落ちていたことを記しました。
 では、校舎の内外にごみは落ちているでしょうか?
 月曜日、火曜日、水曜日と複数回歩きながら確認して歩いたのですが、ごみ一つ落ちていませんでした。自慢です。なぜ落ちていないかというと、生徒が一生懸命学校を掃除しているので、ごみを落とすという考えが少しも無いからだと思います。
 でも、残念ながら「ボール」はいくつかありました。低い校舎の屋上に複数ありました。4月28日(金)の授業参観でも確認できると思います。
 なぜボールがあるかというと、部活動などでどうしてもボールが高く上がり、低い校舎の屋上に乗ってしまうからです。「美しい学校」を維持するためにも、何とか取りたいと思うのですが、かなり危険な場所のため、すぐに対応できないのが実情です。でも、あきらめません。何とかします。

2023年4月25日 12時06分 [Web管理]

学校のまわり

 昨日(4月24日)に続き、本日は不審者対応も含め、上里北中学校の周りを歩きながら不審者が居ないか、不審物やごみなどが落ちていないかなどを確認しました。
 不審者や不審物はもちろん確認されなかったのですが、学校外、東側と南側には、残念ながらいくつかのごみが落ちていました。「ごみが落ちている場所には、再度ごみが落とされる」と言われます。見つけたごみを回収しながら、周辺も含め、子供たちがより自慢できる学校となるよう取り組むことを心に誓いました。

2023年4月24日 15時04分 [Web管理]

一番静かな時

 上里北中学校の「登校、授業、行事等、下校」の中で、一番静かな時間があります。
 さて、それはどのような時間だと思われますか?
 「やはり授業中?」と思いますね。でもそれは違います。授業中は、教師の声、生徒の声、挙手の時の声、返事の声・・・などの「音」がします。
 一番静かな時間はというと、それは【掃除の時間】です。本当かどうか、生徒に聞いてみていただいても結構です。本当に静かです。
 では、なぜ静かなのかというと、生徒一人一人が集中して掃除をしているからです。遊んでいる生徒はもちろんいません。自分の担当の掃除場所が終わった時は、「気づき清掃」が始まります。自分自身で考え、「この場所をさらに磨こう」「この場所の汚れをよりきれいにしよう」など、教師に言われなくても、自分自身で考えて、行動しています。そのため、教師の指示の声もしません。生徒の質問の声もしません。あえて言えば、床を拭く音、ほうきで掃く音が聞こえてくるくらいです。
【基本的な考え方】
〇居心地の良い学校にするために「自分たちの学校は自分たちできれいにしよう」と、主体的に清掃に取り組む心を育てる。
〇清掃は自らを高め、心を磨くものであるととらえる。
〇清掃の時間は、自分との対話の時間とし、自分自身を振り返る時間にもつなげる。
 これらを全校で共通理解・共通実践しています。

2023年4月20日 08時45分 [Web管理]

朝のあいさつ

 うれしいことがありました。(毎日あるのですが、特に今日は特別です。)
 生徒が登校する時間帯、校舎の玄関前であいさつをしています。
 これは、各学期の初めに行われる「あいさつ運動」の続きです。
 日に日に、生徒が自ら進んであいさつをしてくれる人数が増えてきました。
 当初は、こちらが「おはようございます」と言っても、声が小さかったり、視線が合わなかったりする生徒のことが気になりました。
 「家で何かあったのかな」「調子が悪いのかな」「何となく元気が出ない日なのかな」などと、勝手に想像してしまいます。生徒の表情が曇っている場合は、何かしらの原因が必ずあると感じています。生徒自身が悪いわけでは絶対ないと確信しています。 
 そのような中、今日は特に明るい表情であいさつをしてくれる生徒、自分から進んであいさつをしてくれる生徒がとても増えました。笑顔の生徒も複数いました。「特にうれしい」のはこのことです。また、校舎内を歩いている際、進んであいさつをしてくれた生徒もいました。生徒との「つながり」を強く感じた瞬間でした。
 晴れ渡った青空の下、生徒が学ぶ校舎を見つめ、生徒一人一人の夢や目標の実現に向けて、改めて気持ちを引き締めて取り組む決意をしました。

2023年4月10日 16時00分 [Web管理]

令和5年度始業式、入学式を終えて

 新2年生、新3年生を迎えての始業式、新1年生を迎えての入学式を終えて、令和5年度がスタートしました。
 始業式では以下の話をしました。(入学式でも同じ3つの話をしました。)

 「つながる」をキーワードにして3つの話をします。
 一つ目は「校歌」についての話です。
 上里北中学校の校歌を作詞したのは、宮沢章二さんです。この宮沢章二さんと言えば、皆さんが生まれた後の2・3年後に起こった東日本大震災の後、テレビで繰り返し「行為の意味」という詩が放送されました。
「『心』は誰にも見えないけれど、「こころづかい」は見える。『思い』は見えないけれど、『思いやり』は誰にでも見える。その気持ちをカタチに。」という詩です。
 二つ目は学校教育目標についての話です。
 上里北中学校の学校教育目標は「かしこく やさしく たくましく」です。「かしこい」を広辞苑などで調べてみると「状況に対する反応がすぐれている」とあります。「やさしい」は「親切で情けが深い」、「たくましい」は「多少のことではくじけない」とあります。つまり「状況に対して反応がすぐれ、親切で情けが深く、多少のことではくじけない」生徒になってほしいという目標であると言えます。一つ目で話した上里北中学校の校歌には「夢あふれくる春の日に、支え合う学びやは、知恵の城、友情の火も温かく、鍛えてたくまし意思のうた」と宮沢章二さんが作詞していますが、学校教育目標と校歌とのつながりがあると感じます。
 三つ目はその「つながる」についてです。
 学校生活においても、感染症対策としてのマスクの着用を求めないことが、国や県からありました。しかし、これまでの感染症対策の影響により、どちらかというと人とつながりにくい場面が多々あったと感じています。今だからこそ「つながる」ことをより意識することが大切だと思っています。「上里の子供を育てる合言葉」「あいさつ、返事、靴そろえ、集中した清掃」というのがあります。この中で、特に「あいさつ、返事」は相手に対しての行為ですね。あいさつをする、返事をすることで、相手とのつながりができ、心づかいや思いやりにつながると私は感じます。
 以上、上里北中学校の校歌、学校教育目標、上里のこどもを育てる合言葉「あいさつ」「返事」についての話をしました。皆さんには、友達と「つながる」、先生と「つながる」、見守ってくださる地域の方々と「つながる」ためにも、ぜひ「あいさつ」と「返事」を特に意識して、進んで取り組んでほしいと期待しています。
 これから新しい学年、新しいクラスでいろいろなことに挑戦し、人とのつながりの中で、失敗を恐れず、果敢にいろいろなことに挑戦していく1年にしてほしいと願っています。そのような皆さんにエールを送り、始業式の言葉とします。