書きぞめを書く by校長
私の専攻は『油絵』です。学生時代を振り返ってみても、作品を一枚完成させるのに使うエネルギーは、想像以上に膨大であると思っています。体力勝負です。
12月に入って生徒たちは『書きぞめ』の練習に取り組んでいます。書きぞめ展への出品を目標に、授業時間内に自分で納得のいく作品を書き上げるのはものすごく大変であり、絵と同様にエネルギーを使うことだと思います。
私が小・中学生の頃は、特に小学生の時は、書道塾に通っていたこともあり、学校では放課後の特訓、自宅に帰れば夜遅くまで何十枚と書きました。書けば書いただけの進歩があると信じて書いていました。ものすごいエネルギーがあったのだと思います。
現在は、授業時間内に書いたものを展覧会には出品しなければならいため、短時間に自分のものにしなければいけないという厳しさがあります。
今日も書きぞめの授業があるクラスがあります。集中して、自分なりに気に入った作品を書き上げてください。