【校長室より】時間一杯精一杯
いよいよ1年1組の皆さんと取り組む階段清掃も最後の班となりました。これまでも数多くの工夫と一所懸命な姿を見せてくれた1年1組の皆さん。今回の班員の皆さんは、まさにその集大成のメンバーと言えるでしょう。
2月の中旬に交代があり、新しい班員の皆さんにはこれまで通り、前班の取組を紹介し、それを継承しつつ、15分間時間一杯、新たに工夫をしながら清掃してほしいことを伝えました。
清掃開始5分前から掃き手が掃き始め、拭き手はバケツの用意。掃き手が隅から隅までしっかりと掃き、その後、拭き手が隅から隅まで雑巾で磨き上げる。掃き手はゴミを残さないように丁寧に掃き、拭き手は取り切れなかった塵を雑巾で拭き取りながら磨く。
終了8分前、一通りの掃除が終わると「仕上げ」に取りかかります。掃き手も雑巾や小さな箒を持ち、階段の隅にたまった砂やほこりを取り除きます。これは3分の清掃。たった3分ですが、より隅々まで拭き取ってくれます。
終了5分前から片付け。終了2分前に反省会開始。全員がそろってあいさつ、取組の振り返り、担当教員の話という流れの反省会。みんなしっかり話を聴いてくれます。そして、その話を次の清掃に活かしてくれます。
今回の班の特徴は、とにかく手際がよい。すべき仕事をしっかりこなし、その上で気がついたところに手が届く。時間も労力も無駄にせず、時間一杯精一杯取り組んでくれます。まさに、これまでの班の皆さんが取り組んでくれたことのまとめ、総仕上げの取組です。
清掃も、残り10日くらいでしょうか。1年1組の皆さんと昇降口入ってすぐの階段を毎日磨くことができる喜びを感じながら今日までやって参りました。残りの清掃も時間一杯精一杯、大切に取り組んで参ります。