【校長室より】雨の日には…
久しぶりの更新となってしまいました…
6月も中旬となり、今週の木曜日から学校総合体育大会郡市大会が開催されます。
今日は朝から雨です。今の季節であれば、雨の日が多くなることはわかっていますが、5月下旬から夏日、猛暑日が続いており、今が6月であること、梅雨の季節であることを忘れていました。
この季節の雨は、蒸し暑さを伴い、マイナスなイメージを持ちがちですが、こんな言葉があります。
『雨の日には 雨の日の 生き方がある』 ~東井義雄~
学校だより6月号でも紹介した、教育者 東井 義雄先生の言葉です。
雨は「うっとうしい!」と思う人も少なくないでしょう。雨がもたらす自然の恵みは、誰もが分かっいますが、日常的には自分の都合によって雨を疎ましく感じてしまうのが正直なところ。しかし、かつて担当した学年の林間学校。二日間の予定の半分以上が雨で中止。体育館もなく、レクやキャンドルファイヤーもできない。バンガローの中でしか過ごせない状況。それでも、その時の中学生は夕方5時頃から消灯の時間まで、それぞれのバンガローの中で語り合ったり、カードゲームをするなど、自分たちで考え、楽しくすごしていました。
「雨の日も大切なご縁」。上里中学校の生徒たちも、雨の日でも変わらぬ明るさで過ごしています。
学総まで残り数日。雨が降ろうと降らなかろうと、与えられた時間は同じ。それをどう使うか、どう活かすか。今回の大会で一区切りを迎える3年生には、ぜひ、できることを精一杯取り組み、やりきってくれることを期待しています。