日誌

せきしょういだい

2020年4月17日 09時53分


   
  長幡小学校南門近くにある「二宮金次郎」の石像です。
  昭和15年に建てられたようです。
  (この当時、多くの小学校に建てられたようです。)
  

  富裕な農家に生まれながらも、水害で多くの田畑を失い、
  田畑の復興を目指した両親も亡くし、
  家の再興のため、農作業等と勉学に励んだ少年時代の金次郎。
  
  その二宮金次郎が残した言葉に、
  「積小為大」(せきしょういだい)があります。
 
  「小を積みて大と為す」

  毎日の小さな努力の積み重ねがやがて大きな成功につながる・・・
  というようにとらえたらよいでしょうか。
    
  自身の苦難を乗り越えただけでなく、
  困難に陥った地域の復興・再建に取り組み、
  多くの人々を救うことができた人物であり、
  明治時代の実業家や、昭和を代表する経営者にも影響を与えた
  人物でもある二宮金次郎の言葉は、
  現代を生きる私たにも、様々な場面でひとつの大切な
  指針となります。

  先日のブログで紹介した「あたりまえだけど大切な5つのこと」も
  学校生活での「積小為大」だと考えます。

  子どもたちの安心・安全のために
  子どもたちのよりよい成長のために

  日々の小さな努力の積み重ねを大切にしていきたいです。
 

  

  上の写真は「報徳博物館」のホームページより。
  
  「金次郎」だけでなく「金郎」という表記もあるようです。
  二宮金次郎は1787年(江戸時代末期)
  現在の神奈川県小田原市生まれです。