本・北里柴三郎
2020年4月21日 14時38分
長幡小学校図書室にある本です。
偉人伝シリーズの1冊です。
「北里柴三郎」(きたさと しばさぶろう)
「日本細菌学の父」と呼ばれています。
【生涯をかけて立ち向かえば、なしとげれられないことはない。】
【医学とは、国民が健康をたもち、
安心して生活ができるようにすることだ。】
【学問はたたかいである。たたかいである以上、
勝たねばならない。】
など、柴三郎の残した言葉が紹介されています。
(小学生にもわかりやすいように書き直してあります。)
北里柴三郎は、1853年、現在の熊本県生まれ。
ドイツ留学中、破傷風という病気について、世界的な発見をした
細菌・医学者。
伝染病の予防に力をそそぎ、
日本で研究所や医学の学校をつくりました。
1885年、コレラ菌による感染症が長崎で流行したとき、
柴三郎は予防指導等をすることで流行をおさえました。
新しい千円札にも採用されるようですね。
柴三郎は体温計製造会社の設立にもかかわっていたようです。
<1921年設立・「赤線検温器株式会社」(現テルモ)>
なお、「テルモ」という社名は、ドイツ語で体温計のことを
「テルモメール」と発音することに由来しているそうですよ。
日々の体温にも気を配り、体調管理に努めることも
コロナウイルス感染症防止対策の一つになりますね。
今できることを続けましょう!