「こげました!」
「こげました!」と校長室に、ある生徒が笑顔で報告に来てくれました。何を「こげた」かと言うと、「自転車をこげました」ということです。生徒の中には、中学校入学後も自転車が苦手な生徒がいます。通学時に交通事故に遭うことが無いよう、徒歩での通学や保護者の送迎が必要な生徒もいます。そのような中、2人の教員が個別指導をして、自転車に乗るのが苦手な生徒に対して、校庭などで自転車に安全に乗ることができるよう、指導をしていました。自分も職員室前から声をかけ、その様子を見ていました。これまで以上に上手に自転車に乗れ、上手に自転車を「こぐ」様子を見ることができました。
うまく「できなかったこと」が、「できるようになる」。学校生活において、重要なことだと改めて強く思いました。