【5年生】道徳 命
の教材で学習をしました。がんとの闘病で11才にして亡くなってしまった宮越由貴菜さんの話です。
授業で「いろいろなつらい治療を受けていた由貴奈さんの気持ち」を聞いてみたのですが、「絶対に生きる」という思いと「なんで自分がこんなことに・・・」という思いが出てきました。子どもたちにこの2つの考えは何%ずつか聞き、その理由を聞きました。「100と0」と考える子もいれば「50と50」と考える子もおり、意見は様々です。多分お話の由貴奈さんも同じように毎日気持ちが揺れ動いていたのだと思います。
学習の最後に「一生懸命生きるとは」と聞くと、
「命は一つで時間が決まっているからこそ最大限工夫したい」
「命が消えるまで自分なりにがんばること」
と言ったことをノートに書いていました。また振り返りには、
「いつか寿命がなくなったときに後悔しないように一日一日を大切に
していきたい」
「今、生きていられるけれどいつ死ぬか分からないから毎日を大切に
していきたいです」
といった内容を書いていました。
この学習をとおして改めて生きていることのすごさや毎日を大事に生きることの重要性を感じることができてかと思います。